長男くんの話・・・発達障害かもしれないと言われて③
前回までの分はこちら↓
長男くんは、保育園の年長さんの時に発達障害かもしれないと言われ、保育園の先生から支援センターに行くことを強くすすめられました。
小学校の就学前健診の1ヶ月前で、支援センターが予約でいっぱいだったため、別のNPO法人で発達に関する検査をしてもらいました。
そして、2週間後にWISC-Ⅳの結果を聴きに行きました。
その結果、ワーキングメモリーと言う作業を完成させる力。注意力や集中力と関係すると言われている能力が低いことがわかりました。
検査を担当してくれたスタッフから、頂いた本人あてのお手紙には、
あなたがどんなことが得意ではないかとどうすればいいのかアドバイスが書かれていました。
今回の検査は、診断をするものではなかったのですが、念のために、小学校で授業についていけなかった時のことも相談しました。
すると、通級や補助の先生をお願いするような申請は夏くらいには終わっているそうでした。
けれど、校長先生の判断で特別教室に移ることはできると教えていただきました。
この検査結果を持って、就学前健診の時に校長先生に相談しに行きました。
校長先生からは入学してみてからじゃないとわからないこともあるので、とりあえず、様子をみましょうとのことでした。
確かに、小学生になってみないとわからないと思いましたし、心配しすぎだといいなとも思いました。
ただ、検査を受けたことで、得意じゃないことが客観的にもわかったので、私も本人もよかったと思いました。
検査結果を聞いた次の日からは、本人に
「君はお話を聞くことが得意じゃないから、先生のお話をよく聞くようにね」
と伝えるようにしました。
得意じゃないところを本人が認識することで、何か変わるかなと思ったのでした。