エコチル調査・・・妊娠中の血中の金属類の濃度測定の検査結果！

長男くんが生まれた2011年からエコチル調査に参加しています。

エコチル調査は赤ちゃんがお腹にいる時から13歳まで、健康状態を調べる集団追跡調査です。 

先日、2011年に採取した血液の、血中の金属類の濃度測定の検査結果が送られてきました。

採取してから8年近くたっているので、すっかり忘れていました😅

検査項目は水銀、鉛、カドミウム、マンガン、セレンの5項目です。

私の検査結果がこちら↓

水銀...3.9μg/L（平均値4.4μg/L）

鉛...0.72μg/dL（平均値0.67μg/dL）

カドミウム...0.73μg/L（平均値0.79μg/L）

マンガン...29μg/L（平均値17μg/L）

セレン...170μg/L（平均値180μg/L）

だいたい平均と変わらない結果です。

この数値に関しては、基準値がないようなので、なんとも言えませんが(-｡-;

この検査結果は食事の摂り方や血液量の変化などによっても変化するようです。

それぞれの金属についての説明も乗っていたので、ざっくり書いておこうと思います。

水銀：生態系の中でメチル水銀になるそうです。食物連鎖を通して主に大型の魚類に蓄積されて、この魚類を食べることによってメチル水銀を摂取しているようです。日本人の血中にある水銀はほとんどがメチル水銀だそうです。

鉛：加工しやすい金属で、昔から身近なものに使われていて、今でも食品やハウスダスト、たばこなどから摂取しているそうです。

カドミウム：土壌や鉱物中に多く存在していて、風化して海に流入したり、火山活動で大気中に放出されたりするそうです。海に流入したものが貝類やタコやイカの内臓に蓄積されていたり、川に流れたものがコメに吸収されたりするそうです。また、たばこからも取り込まれるようです。

マンガン：人が生きるために欠かせない必須微量元素の一つで食品や水を通して体に取り込まれるそうです。

セレン：マンガン同様に必須微量元素の一つだそうです。魚介類や肉類、穀物、卵に含まれていて食品を通して体に取り込まれるそうです。